カリブ海の国ハイチで大地震が起き、壊滅的な被害が出ている。数百万の人が被災し、犠牲者は10万人になるとの見通しも出ている。本当に痛ましい事だ。
ハイチは世界で最も貧しい国の1つだ。IMFが介入した後の米の輸入政策の混乱からも人々は慢性の食糧不足に喘いでいる。貧しさ故に首都に労働者が集中し、無計画に拡大した街が今回の被害拡大に繋がったとも言われている。
『お金はお金を持っている人のところへ集まる』なんて話をよく聞くが、全くその通りだと思い知らされる事実に直面する度、やり切れない理不尽さを感じてしまう。
お金を稼いだ人や国は先見性があったり、それ相応の努力をしていたりしているから、お金を持っている事実を非難するつもりは毛頭ない。しかし、元資を手にしたものが次に利益を出そうとする場合に、弱者の弱みを利用する事実が少なくないことは少なからず憤りを感じる。
『国境が命の境目であってはならない』というキャッチフレーズのCMがあるけれど、生まれた国の力の差によって選択肢すら与えられないまま生涯貧困に耐え続けなければならない人々がいる事実は重く受け止めなくてはならないだろう。
今回のハイチにおいては貧困が犠牲者拡大に繋がってしまったのだから。
被災された皆様に1日も早い安定した支援が行われることを願うと共に、犠牲になった方
々に心から哀悼の意を表します。
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