昔からある商売でも、そのやり方をほんの少し変えることによって、新しいサー
ビスになる場合があります。最近では当たり前になってきた、駅前のローコスト
カット店もその一つではないでしょうか。従来の床屋では、洗髪、髭剃りなど総
合的なサービスを行っていましたが、その中から、髪を切る部分だけのサービス
に限定したのが、このローコストカット店のユニークなところです。確かに、顧
客のニーズとしては、余計なサービスがなくても、髪だけ切ってもらえればい
い、安ければもっといい、というニーズが合ったということでしょう。そのよう
なサービスに対して、群馬県では、洗髪設備の設置を義務つけることになったそ
うです。これはどのような背景があるのでしょうか。群馬県では、公衆衛生の点
から、洗髪設備がない床屋はよくないという請願が、いままでのスタイルの床屋
さんから出されていたみたいです。そのため、市民などにアンケートをとった結
果として、今回の決定に至ったみたいですが、アンケートの結果でも、6割以上
の回答者は、特に不衛生とは思わないと答えています。顧客の安全性を低下させ
るサービスはともかく、今回の決定については、もう少し議論が必要ではないか
と思います。
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